百年後に土に還る家

百年後に土に還る家
「古き良き時代」を手本とした現代の日本家屋。
昔ながらの日本家屋は、先人たちの知恵が詰まった工法で、想像以上に豊かな時間を過ごせる家です。
私たちの理念は「古くさく住みにくい家」ではなく、「どこか懐かしく、贅沢な時間を過ごせる、現代の暮らしに合った、普遍的価値の高い家づくり」です。長くに渡り住む家だからこそ、築10年、築20年、築30年と経つ中で、経年劣化をし、資産価値を失うのではなく、「経年美化」という考え方で、築年数の経過に伴って、味わいも深くなる、長くご家族が愛着を持てる家づくりを、ご一緒に出来ればと思っております。
私たちが理念に掲げる「百年後に土に還る家」
という言葉に込めたメッセージ
自然から頂いた素材を使い、最新の技術で施工をする
そもそも住宅という建物は自然から家族を守るために作られました。現代においても何よりも優先すべきは、住まわれるご家族の安全です。
ご家族が永く安心して過ごせる様、耐久性が高く、地震・台風などの災害に強い建物の実現を心掛けております。
住まう方々の身体に良くないものは使わない
私どもが使う自然素材は、しっくい、炭化コルク、天然石、米のり、無垢材、柿渋など吟味に吟味を重ねた超自然素材です。この超自然素材で作った住空間は、まるで森の中にいると錯覚してしまうような環境です。
先人の知恵を生かした現代の家
私たちの先人達の「知恵」には日本の四季と向き合うための工夫が沢山あります。この知識は住宅建築にも存分に通用するもので、現代の暮らしに合わせて「現代」と「過去」の融合は、非常に魅力的なものを生み出します。
最新設備を理想とする家。10年、20年も、最新設備を追い続けるのでしょうか?そこに本当の豊かさはあるのでしょうか?
省エネエアコンの新商品が毎年のように発売されていますが、私たちが追い求めるものは最新のエアコンではなく、自然通風が気持ち良く太陽の光に恵まれた明るいお部屋なのではないでしょうか。
一度、最新を求める歩みを止めて、先人達の家づくりを学んでみると家づくりのヒントがあるかも知れせん。
役割を終えた時には自然に還り、次世代、次々世代の家づくりに素材を提供する
工務店として、次世代の技術者の育成が一つ。また、建築を通しての文化の継承も重要と感じています。お客様のご予算の事もありますので、簡単ではないとは思いますが、出来ればお施主様の子世代まで住める家。難しい場合は、大黒柱一本でも良いと思います。継承や再生が可能な家づくりを出来るだけご提案したいです。
時間の経過とともに愛着のわく家
住宅はほとんどのご家族が一番長い時間を過ごす場所です。いつまでも新築時の新しさを保つというのも一つの魅力ではありますが、家族の思い出が随所に残る空間も魅力的な空間であると考えます。住めば住むほどに思い出が刻まれていく家。10年に一度の張替が必要なビニールクロスでは実現できない愛着のわく家を提供したいと考えております。
先代たちから学んだ「建築技法や、考え方、取り組み方、姿勢」を現代の暮らしに合った形で、ご提案を出来ればと思っております。決して現状の自分たちに満足する事なく、「もっともっと」の精神で学びを怠らず、私たちの得た知識や体感した事をお客様と「共有」し、より良い住まいのカタチをご一緒に模索が出来ればと思っております。