基本データ

設計 連合設計社市谷建築事務所 佐々木亨 建築面積 -
延床面積 - 構造・工法 -
家族構成 - 建築費用 最終見積書

コンセプト

「最新機能」が花盛りの現代の家とは、対極の家づくりかも知れません。しかし、これこそが私たちが考える「現代版・日本家屋」の“在り方”そのもの。

 

家本来の価値とは、「最新機能」だけでは心許ない。むしろ「最新機能」の追求は、いざという時、役立たずとなってしまう場合がある事、計画停電などを経験した方々であれば、ご理解を頂けるのではないでしょうか?、「機能」は主役ではなく、本質にぶら下がる、一つの側面に過ぎません。

 

家本来の「品質」「価値」、それは、あらゆる「生活局面」を過ごして、初めて見えるもの。

 

お施主様と目指した家は、日本の四季と、逞しく、仲良く、向き合う事が出来る、自然エネルギーの恩恵を得ながら育つ「日本家屋」をつくる事でした。また、「新築」時を最高とする、年月に比例して資産価値を落とす「機能追求型住宅」ではなく、十年後、二十年後、三十年後、年月の経過とともに、風合いを深める美しさを持つ「日本家屋」でなければいけませんでした。

 

 

ポイント

「家の作りやうは、夏をむねとすべし」。徒然草の中で吉田兼好は、こう語りました。では、冬は?となるのが必然だと思います。事実、今回の完成見学会に足を運んで頂いた方々に良く聞かれたのが、「断熱性能は?」という事でした。

 

率直な答えとしては、断熱性能は幾らでも上げる事が可能です。もちろん話題の「断熱等級3・4」レベルでも。但し、今回のお施主様に限っては、そこに「重き」を置くのではなく、「暑い日は自然のクーラーで気持ち良く過ごしたい」、「寒かったら服を着れば良い」というライフスタイルを理想としてイメージしていました。

 

従って今回の家づくりのポイントは、「暑さ」との向き合い方。

クーラーを一日中、掛けっぱなしにして体調を崩す方は、良く聞く話しですが、暖房を一日中、掛けっぱなしにして、体調を崩す話しはあまり聞いた事がありません。どちらが身体の負担が高いかは、医学的に証明するまでもなく、明確に、皆様も、肌身に感じているのではないでしょうか?

 

周辺環境の緑に冷やされた自然通風を、室内に無駄なく取り入れる様に計算した、‘自然のクーラー’案を軸に、室内では、無垢の木材と漆喰壁のダブル呼吸で、調湿作用は抜群で、ヒンヤリとした室内環境を実現し、梅雨の時期や、猛暑でも、快適で、豊かな時間を過ごせる事、間違いなしです。夕涼みに、縁側や、2階の腰掛け付き窓で、ボーっとする時間は、実に贅沢で、豊かな時間を過ごせる事でしょう。

 

よそ様でよく聞く、現場監督が 多数の新築現場を掛け持ちし、施工は実質、現場の大工さん任せになってしまっている。 お施主様にとって見れば、打ち合わせ時には夢いっぱいで、会社のコンセプトにも共感できた。予算もOK!打ち合わせもばっちり。いざ現場が始まってみると、現場担当者が、現場に不在で不安になる。今までの打ち合わせの内容も反映されていないところがあったり、追加費用の話しになって、更に不安になる。

 

こういった流れとは全く逆の本現場では、お施主様は、ほぼ毎日現場にいらして、当工務店の現場監督が約6ヶ月常駐し、「お客様」「現場監督」「大工」が三位一体となって、計画段階から目指した‘理想の家’が、目に見えるカタチとして、契約条件として、行き違う事なく、「最高の家」が出来たと自負しております。

 

「企画プラン」「標準プラン」ありきで、つくる家づくりではなく、お客様とイチからお話し合いの中で、作り上げていく。こういった家づくりをする事は、エネルギーを要する過程でもありますが、当工務店にとっては当たり前の事で、結果としては、お施主様ご家族にとって、永く価値を持ち、受け継がれる、受け継ぎたい「家」となる事は間違いありません。

 

また当工務店にとっても、大手建築会社さんの様に、家づくりを「流れ作業」「パターン化」で効率化するのではなく、「一棟一棟、じっくりとお施主様ご家族、その土地と向きあった家づくり」を提案する事は、地元に根ざして工務店を永く経営していく上での使命であり役割であり、存在意義だと思っております。

 

そして、誤解され易いのですが、少なからず当工務店で提案している、漆喰と無垢の木で丁寧につくる「現代版日本家屋」は、‘メリハリ’さえしっかりつければ、決して、コスト的には「高級」な部類ではなく、皆様が思い描いているイメージより「ずっと身近で、現実的な価格帯」である事を、もっともっと知って頂き、「立派な事務所」、「立派なパンフレット」、「お客様を追い回す、ビシッとした営業マン」がいる訳ではないので、気兼ねなく、一度ご相談を頂けると嬉しいです。

 

 

 

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